直感! microdata!! その1
直感! microdata!!
今回の連載ではmicrodataとはなんぞや,という話から,microdata(をはじめとしたメタデータ)は何故大事なのか,どうやって活用するの?という話をしていきたいとおもいます。
今回はその1回目。直感的にmicrodataを理解しようという回です。
microdataとは?
誤解を恐れずに一言で言うと,(主に検索エンジンのための)世界共通のタグづけ形式です。
あるデータがウェブページ上にあった時に,そこにある情報が何であるのかということを知るためにタグ付けをします。例えば,レシピ。どんな言語であってもmicrodataを使って,所要時間,カロリー,材料,著者,写真をタグ付けすることができます。イメージとしてはこんな感じ。
こうすると,検索結果がこんな感じになります。(画像はイメージです。)
あんまりうれしさが分からないって?
例えば,あなたがメキシコに行って美味しいメキシコ料理に出会ったとします。これ自分でも作れるんじゃないのかな,と思ったとします。その料理のスペルだけメモしていたとする。そうして検索する。 なんと,画像と評判とかかる時間が一度に分かるのです。こんな風に。
そうだそうだアボカドを使った料理だった。10分でできちゃうのか。カロリーは262kcalか。おつまみにはいいかも。
的な感想も一度に得られます!!!
…?
これだけだとあまり良さが分からないかもしれないですが(^_^;),何語であっても,きちんとmicrodataを使ってくれていれば,このような結果を表示することが可能です。逆に言えば,あなたがブログにレシピを日本語で載せてもmicrodataでマークアップしていれば,このような検索結果を世界中の皆さんに表示できるのです(≧∇≦)/
ユーザー&ウェブページ管理者にとって嬉しいこと。
検索結果がリッチになって分かりやすくなる。 自分の書いた記事なら,アクセス増加に繋がる。 (とある調査によると5〜30%クリック率が上がるらしい。←ソースが不明瞭なので ちゃんと書けなくてごめんなさい。)
検索エンジンにとって嬉しいこと。
それが何のデータかが明確になる(構造化されている)ので,検索結果に示しやすくなる。情報を整理して提示しやすくなる。クローラーのプログラムが1つですむこと。
将来的に嬉しいこと。
情報が構造化されていると,ウェブアプリケーションが作りやすくなること。 作るためのプログラムが簡潔&汎用性が高まること。 ID等を使用していて,そのものの限定もされていると,グラフとしてのデータの価値も高まること(後述するかもっ)
続くっ!
次回は,じゃあどうやって書くの?ということやどう活用されているの? ということを中心にお話ししたいと思います。 ではではっ☆